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京城のターミナル駅  
京城における鉄道駅は西大門駅と南大門駅の二つがあった。京釜鉄道開通以前の1900(明治33)年京仁鉄道はその起点を西大門駅に置いた。更に京釜鉄道が永登浦−京城間を京仁線を使って京城に乗り入れたため京釜鉄道の起点も同じく西大門駅となった。更に龍山を分岐点とする京義線や京元線が開通し列車本数が増えてきたが、手狭の西大門駅には京仁線と京釜線の一部の列車が乗り入れるだけでその他は南大門駅を始発・終着・折り返し駅として利用していた。そうした状況を鑑みて、京城府内の起点駅統合ならびに改築を行なうことになった。まず、西大門駅を廃止し(1919(大正8)年3月31日)、従来龍山駅を起点と して龍山−南大門間を逆行運転していた京義線を水色−南大門間に新線を建設することにより南大門駅に直通させた(1920(大正9)年11月)。京城で唯一の始発駅となった南大門駅は 京城駅と改称され(1923(大正12)年1月1日)、朝鮮半島を代表するに相応しい大停車場である京城駅新駅舎(現在のソウル駅駅舎)が完成した(1925(大正14)年10月15日)。
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京釡線
京城駅 
ソウルのターミナル
大正14年、京城停車場として建造された駅舎(上:戦前絵葉)は、ソウル駅が橋上化された後も玄関口として健在であった(写真左:1998年)。KTXの開業で新駅舎が完成し(写真中下:2005年)、旧橋上駅部分と旧西口はスーパーマーケットとなった(写真下:2005年)。旧駅舎は使用停止となったが保存されている。
京義線略歴
鷺梁津
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京城地図 1/3万 大正8年 
朝鮮・満州・支那案内 鉄道院(大正8年発行)
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京釜線
京元線
廃線跡・鉄道史跡
京釡本線案内
欧亜連絡
朝鮮鉄道略図
京釡・京義・安奉経由
京城電気(路面電車)
中央線
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