朝開線

京図線/朝開線分岐駅
朝陽川

朝開線の分岐駅　朝陽川駅左：満州慕情謙光社より右： 2002-10

今では、朝開線に旅客列車は走っていないが、かつての２本の国際鉄道の分岐駅らしく堂々とした駅舎が残っている。

朝開線は日本の東洋拓殖会社から出資を受け、日中合弁で設立された天図軽便鉄道会社によって大正１２年狭軌で建設された。朝鮮中国間の国際鉄橋（三峰橋）は昭和２年９月３０日に開通したが、この段階は狭軌鉄道がしかれており昭和９年４月、標準軌に改軌された。

旅客列車は走っていないが、作業者用なのかレールバスが走っていった。2002-10

龍井　

延辺地区最大の商業都市であり、古くから中国側の政治的中心の延吉に対して、朝鮮・日本人の町として栄えていた。戦前には日本国間島総領事館があった。今も市政府として残っている。

（2002年10月撮影）

龍井駅

2002-10