St. Pancras Sta.
セント・パンクラス駅
ミッドランド鉄道のターミナルで、1868年の開設である。行き先はベドフォルド(Bedford), ダービー(Derby), ノッティンガム(Nottingham), リーヅ(Leeds),
マンチェスター(Manchester), カーライル(Carlisle) そしてスコットランドScottlandであった。この方面は、隣に駅舎を構えるキングスクロス駅のグレートノーザン鉄道と同じ領域であった。グレート・ノーザン鉄道よりも開業の古いミッドランド鉄道ではあったが、自社のロンドン乗り入れ線を持たなかったのでグレートノーザン鉄道のヒチン駅から乗り入れ、1858年、キングスクロス駅でロンドン直通を達成した。しかし、次第に列車回数が増えると、ミッドランド鉄道の乗り入れ列車は後回しにされるようになり、最終的にここセントパンクラス駅を1868年に開設することになる。