フランスを南下、地中海に抜けて、コートダジュールなどのリビエラ海岸の保養地を結ぶ豪華列車は古く、カレー地中海急行(Calais Mediterranean
Express)が1886年に運転を開始している。1922年からはカレー地中海急行は「青列車−トランブルー(Train Bleu)」の愛称で有名な列車であった。他にも、ブローニュ、ダンケルクからの連絡列車もあった。
London(Victria)
- The Riviera
Dover - Calais
Folkestone - Boulogne
Folkestone - Dunkerque
マルセーユはスエズ運河を通る外国航路ヨーロッパの玄関口として栄えた。ヨーロッパ=オーストラリア線、ヨーロッパ=インド線、ヨーロッパ=香港・日本線の客船が入港するときには、ロンドンから連絡列車が運転されていた。
(Cook's Timetable 1939)