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台湾・中国航路
大阪商船
台湾
基隆-香港航路
1899(明治32)年、台湾総督府の命令航路として開設された 淡水-香港線(隅田川丸、舞鶴丸)から始まり、1925(大正4)年には基点を基隆に変更して 基隆−香港線(開城丸、大仁丸)となった。1925(大正14)年には鳳山丸、開城丸、1930(昭和5)年には広東丸、鳳山丸、1936(昭和11)年に香港丸が加わって3隻での2週3航海体制となった。しかし、日華事変の勃発による影響から減便され、1939(昭和14)年には東亜海運に運行が移譲された。
基隆-厦門線
1919(大正8)年、台湾総督府の命令航路として開設され、基隆-福州-厦門を月3回航海であった。使用船は 大球丸 で1939(昭和14)年に東亜海運に運航が移譲された。
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台湾航路案内 大阪商船 昭和五年版より
参考 : 大阪商船80年史 1966
基隆
高雄
厦門
香港
福州
上海
広東
高雄-天津航路 高雄-上海航路
1911(明治44)年、台湾総督府の命令航路として毎月1航海で開設された。順次航海頻度は増やされ、1913(大正2)年から月3航海体制となった。1916(大正5)年には新造船 湖北丸 が1920(大正9)年には、福建丸 が就航し、1928(昭和3)年には、福建丸、長沙丸、盛京丸の同型船3隻での運航になった。
1935(昭和10)年には命令更改により、航路が新設され、高雄-天津線 と 高雄-上海線 になった。新たな 高雄-天津線には 大華丸、中華丸が就航し、高雄-上海線には、長沙丸、盛京丸 が就航した。昭和14年には東亜海運に運航が移譲された。
高雄-広東線
1900(明治33)年、台湾総督府の命令航路として安平-香港線が開設された。1907(明治40)年、高雄-香港線となり、1911(明治44)年、広東に延航して 高雄-広東線となった。使用船は、安平丸に始まり、蘇州丸、交通丸、でりい丸、福建丸と変遷し、1939(昭和14)年に東亜海運に運航が移譲された。
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