Boulogne ブローニュ
ブローニュの中央駅は、ブローニュ・ヴィル駅と呼ばれ、Liane川の左岸に設けられていた。駅舎の建設が始まったのが 1853年で、1855年に完成したもので、終端駅の構造になっており、アミアン(Amien)方面とカレー(Calais)方面へ直通する場合は方向転換が必要であった。この駅舎は第二次世界大戦で焼失し、戦後の復興では、Liane川の改修とあわせて、駅の位置が変更され通過側の駅になった。ロンドン・パリ間の華列車「ゴールデンアロー」号、第二次大戦前ではパリからの列車がブローニュー、パリへの列車はカレーが連絡船との連絡駅であった。戦後の列車は、上下ともカレーが接続駅となっている。
ブローニュ市街の北部には 1907年に完成したBoulogne-Tintelleries 駅がある。
Zeebrugge