Frankfurt
フランクフルト
中央駅の前身にあたるのがフランクフルト西駅群で、1839年に開業したヴィースバーデンを結ぶタウナス鉄道駅(Taunusbahnhof)、1848年に開業したハイデルブルグを結ぶマインネッカー鉄道駅in-Necker-Bahhof)、1850年に開設されたカッセル(Kassel)を結ぶマイン=ウェサー鉄道駅(Main-Weser-Bahnhof)の3駅からなっていた。現在の中央駅は、1888年、これらを統合した駅である。
フランクフルト東駅は、フランクフルト=ハーナウ鉄道(Frankfurt-Hanau Eisenbahn) によって、1852年開設された。1913年にはマイン川の鉄橋の開通にともない、フランクフルト南駅を経由して中央駅に乗り入れるようになり、現在地へ移転し通過型線形に改良された。
南駅は、マイン川の対岸、ザクセンハウゼン(Sachsenhause)にあり、最初の駅はフランクフルト=オッフェンバハ鉄道(Frankfurt-Offenbach Lokalbahn) が、1848年に開業して設けられたローカル(Lokalbahnhof)である。1873年には、フランクフルト=べブラ鉄道(Frankfurt-Bebra Eisenbahn) が、ハーナウ(Hanau)、オッフェンバハ(Offenbach)を経由して、ここ、フランクフルト・べブラ駅(Frankfurt Bebra Bahnhof)、そして、フランクフルト西駅を結ぶようになった。現在の西駅の駅舎は1914年に建造の建物である。ローカル駅は1955年に南駅に統合された。
フランクフルト中央駅
2010年8月撮影
下:絵葉書
地図: Baedeker's Rhine 1903 より
中央駅
西駅(群)
南駅
東駅
ローカル駅