Wiesbaden
ヴィースバーデン
ヴィースバーデン(Wiesbaden)は、ヘッセン州(Land Hessen)の州都で、フランクフルトの経済の中心地に対して政治の中心地である。
鉄道駅は、タウヌス鉄道(Taunus-Eisenbahn)がフランクフルト方面の列車を発車させていた1840年完成のタウヌス駅(Taunusbahnhof)、ライン右岸線(Rechte Rheinstrecke)のリューデスハイム、ニーダーランシュタイン方面への列車が発着した1857年完成のライン駅(Rheinbahnhof)、ニーダーハウゼンに向かうレンドヒ鉄道の列車が発着した(Landchesbahn)の1879年完成のルートヴィッヒ駅(Ludwigsbahnhof)が中心街にあった。
1904年にはライン川橋梁の完成により、マインツ鉄道バイパス線(Umgehungsbahn Mainz) によって、マインツからの列車も乗り入れるようになり、増大する列車に対応するために、これらの3駅は統合され、1906年に中央駅が開設された。新しい位置は800m程南に移転したところであった。現在の駅舎はこの時のものである。
ヴィースバーデン中央駅
写真: 2010年8月撮影 下:開業当時の絵葉書
地図: Baedeker Rhine から, 1902(左) 1912(右)
左の地図では、旧3駅が描かれ、右の地図では、新しい中央駅が描かれている。