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メクレンブルク鉄道
Mecklenburg Railway
Friedrich-Franz Railway
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メクレンブルグ=シュベリン大公国での最初の鉄道は、1846年に開業した ベルリン-ハンブルグ鉄道で、ハゲノウ(Hagenow) と ルートビッヒスラスト (Ludwigslust) に駅があった。この路線から、首都であるシュベリーン(Schwerin) への鉄道(メクレンブルグ鉄道 が建設され、ハゲノウ・ラント(Hagenow Land)から首都シュベリーンまで開通したのが 1847年。1848年には ウィズマール(Wismar)、1850年にはロストックック(Rostok)及び、ギュストロウ(Güstrow)へと路線を広げていった。
1864年には、ギュストロウから東へメクレンブルグ=シュトーレリッツ大公国の ノイブランデンブルグ(Neubrandenburg)までの路線が、フリードリヒ・フランツ鉄道(Friedrich Franz Eisenbahn) によって開通し、1867年にはプロイセンとの国境の町、シュトラスブールグ(Stasburg)へ路線を延ばし、それから先、パセワーク(Pasewalk)へのプロイセン国内の路線も同時に開通して、パセワークで、1863年に開通していたベルリン=シュテッテン鉄道(Berlin Stetten Eisenbahb)の路線と連結され、シュテッテン(Stetten, 現Szczecin)、ベルリン、シュトラルズンドへとレールが繋がった。
一方、クレイネン(Bad Kleinen)から西へ、リューベック(Lübeck)への リューベック・クレイネン鉄道 (Lübeck Kleinen Eisenbahn)が 1870年に開通したことにより、リューベック=シュテッテン間の幹線鉄道が全通した。その後開通した支線も含め、1890年には、国有の メクレンブルグ大公 フリードリヒ・フランツ鉄道(Grand Duchy of Mecklenburg Friedrich-Franz Railway)となり、1918年に、ドイツ帝国の国有鉄道に編入されている。
 この路線は、ドイツ第一の港 ハンブルグと 第三の港 シュテッテン、スカンジナビア半島連絡の ヴァルネニュンデ、ザスニッツを結ぶ重要な路線として発展してきた。第二次大戦後は、ビュッヘン(Büchen)より東が東ドイツとなり、シュテッテンがポーランドに編入され、その重要性も変化した。東西統一後は、ベルリン=ハンブルグ間の高速化により、ハゲノウ=クレイネン間を本線として、ハンブルグ=ロストック間列車が運転されている。
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Schwerin
Lübeck
Rostock
Neustrelitz
<バート・クレイネン駅
(Bad Kleinen Bahnhof)>
 1848年に開業して、1920年に2代目駅舎が完成した。島式駅舎で、シュベリーン方面のフォームとリューベック方面のホームにはさまれたところに駅舎があり、道路に面していない。(2011年8月1日撮影)
<ビュツォウ駅(Bützow Bahnhof)>
1850年にロストックとギュストロウへの路線の分岐点として駅が開業し、1879年から1893にかけて建て替えられた駅舎が現存する建物である。今は使われなくなった機関区設備などが残っている。 (2011年8月1日撮影)
From Scandinavia to Germany 
Szczecin
欧州大陸
ロンドンからドイツへ
ベルリンから欧州各地へ
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