Lehrter Bahnhof
レールテ駅
1871年、ベルリン=レールテ鉄道のベルリン側の起点として、レールテ駅が誕生した。ベルリンに乗り入れる鉄道路線を結ぶ、リンク鉄道(Ring bahn) と1879年に結ばれ、1882年に都市線(Stadt bahn)が開通すると、旅客列車の乗り入れも始まり、都市線からの発着列車も増えてきた。一方で、ベルリンから、郊外のシュパンダウの間では、ベルリン=ハンブルグ鉄道とほぼ並行して走っていたので、1884年からは提携して、ハンブルク鉄道の列車も、レールテ駅の利用に切り替えられた。その結果、レールテ駅は、ハンブルグ方面とブレーメン方面を主として、ハノーファー方面の鈍行列車の発着に用いられるようになった。国際列車である、パリ、ブリュッセル方面を含むハノーファー方面の急行列車は都市線経由が主流であった。1951年に閉鎖され、跡地には2006年、ベルリン中央駅が作られている。
左: レールテ駅(絵葉書)
右: ベデカー(ベルリン 1912)より地図 都市線と交差したところに レールテ駅があるのがわかる。右隣にはハンブルガー駅が交通博物館として記載されている。
時刻表: SOMMER1935/AMTEICHS KURSBUCH fur das REICH