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Nord Express 
北急行
  北急行(Nord Express) は、1896年にワゴンリ社によって運転が開始された。パリとオステンドを基点にして、ブリュッセル(Brussels)、ケルン(Koin)、ハノーファー(Hannover)、ベルリン(Berlin)、ケーニスベルグ(Konigsberg,(現)カリーニングラード)を経由し、ヴィルバーレン(Wirballen)でロシアに入るルートでロシアの首都サンクトペテルブルグ(St.Petersburg)までの運転であった。1899年には付属編成がワルシャワ迄行くようになり、モスクワまでの広軌区間にも1909年からワゴンリ社の車輌が運行するようになった。
第一次世界大戦とロシア革命の混乱期に運行が見合わせられていた北急行は、1926年から運行再開となるが、サンクトペテルブルグへの編成は標準軌の終わる リガ(Riga )で終点となり、ワルシャワへの付属編成は新しいロシア国境となった Stolpce/Niegoreloje 迄、週1回の延長運転を行うようになった。ロシアの広軌区間のモスクワ発着の列車と連絡していた。
モスクワからシベリア方面へは1898年より、ワゴンリ社の「シベリア横断急行(Trans Siberian Express)」が運行を開始し、1914年にはウラジオストックまで通うようになった。しかし、第一次大戦の後、ロシア革命でソ連となり、シベリア横断急行はワゴンリ社に戻ってくることは無かった。しかし、1921年から1931年の間、満州横断急行(Trans Manchurian Express)がワゴンリ社の手で運行されいた。区間は、ウラジオストック−ハルビン−満洲里−チタ、長春であった。
 第二次世界大戦後の東西ヨーロッパの分断により、北急行の名称は パリ=コペンハーゲン間の普通急行に用いられるようになった。
欧州大陸
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Paris
Brussels
Liege
Cologne
Hannover
Hamburg
Ostend
Copenhagen
時刻表:Thomas Cook 1965
ポスター:1946年 コペンハーゲン行き普通急行時代 CIWL125より
戦前ポスター CIWL125より
 1897 ペテルブルグとワルシャワに行っていた時代
 1909 シベリア横断急行と連絡していた
 1927 アールデコ様式のポスター
時刻表:Thomas Cook 1939 より
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