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Ellicott City, MD
エリコット・シティー
メリーランド州
エリコット・シティー Elicott City, MD

合衆国で最初の定期運転の旅客列車が ボルチモア・オハイオ鉄道 の最初の開通区間で 1830年から運転されるようになった。このときの終着地点となったのが エリコットミルズ(後にエリコット・シティーに改称)であった。1831年に完成した駅舎は、2階部分に線路が敷かれ、建物内には貨物の積み下ろしのための線路が入り込んでいた。夜間は機関車の保管庫として使われていた。旅客は隣の Patapsco Hotel に待合施設も設けて扱っていた。1856年になると機関車が大型になり駅舎内の線路に入らなくなってきたので、ここに旅客待合設備を作って旅客の扱いが始まった。
B&O鉄道は更に西へ線路を延長し、1853年には ホィーリング (Wheeling,WV) で最初の目的地である オハイオ川 に達した。1866年から 1873年にかけて建設されていた、ワシントンDC から ワシントン・ジャンクション の間のメトロポリタン支線 (Metropolitan Branch) が開通して、多くの列車は メトロポリタン支線を経由するようになり、エリコット・シティー経由の路線は 旧本線(Old Main Line) と呼ばれるようになった。
エリコットシティー駅での旅客扱いは 1950年代に、貨物扱いは 1970年代に停止され、かつての駅舎は博物館として使われている。
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開通当初の機関車と客車が復元されて、ボルチモアの B&O博物館に展示されている。
1997年8月撮影
エリコット・シティー 旧駅舎
1997年8月撮影
エリコット・シティー 旧駅舎
右上: Impossible Challenger IIby Herbert H,Harwood, Jr 1994 より
Baltimore & Ohio
北米大陸
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