青島
山東鉄路
全長 393km のこの鉄道が全線開通したのが1904年、ドイツの租借地であった青島から 津浦線の連絡駅である済南駅に向かって鉄道の建設が開始されたのが1899年で、これはドイツ人宣教師殺害事件を発端にドイツが膠州湾一帯を租借した年であった。
この鉄道は当初膠済鉄路、後に山東鉄路と呼ばれるようになり、1914年の第一次大戦では日本軍は日英同盟を背景に山東半島でドイツ軍と戦い、戦勝国の一員として1922年まで青島を占領していた経緯がある。
青島の旧駅舎は1899年の建造で、1993年の新駅舎建設の際、保存のために30メートル程移転されている。
青島駅 旧駅舎 戦前絵葉書
青島駅 旧駅舎 今も保存されている 2001年
青島駅 現駅舎
線路側、内部
2001年
青島 鳥瞰図 常光
昭和13年
済南