King's Cross Sta.
キングスクロス駅
グレート・ノーザン鉄道のターミナルで、1852年の開設である。行き先はピーターボロ(Peterborough), シェフフィールド(Sheffield), ヨーク(York),
ハル(Hull), リンカーン(Lincoln), マンチェスター(Manchester), リバプール(Liverpool), ニューキャッスル(Newcastle) そしてスコットランド(Scottland)であった。この方面は、隣に駅舎を構えるセントパンクロス駅のミッドランド鉄道と同じ領域であった。自社のロンドン乗り入れ線を持たなかったミッドランド鉄道はグレートノーザン鉄道のヒチン駅から乗り入れ、1858年、このキングスクロス駅でロンドン直通を達成した。しかし、次第に列車回数が増えると、ミッドランド鉄道の乗り入れ列車は後回しにされるようになり、最終的に隣にセントパンクラス駅を1868年に開設することになる。