Schwerin シュベリン
メクレンブルク・シュベリン大公国の首都
シュベリーンに最初の鉄道がやってきたのは、ハゲノウ・ラント(Hagenow Land) からのメクレンブルグ鉄道で、1847年のことであった。当時、シュベリンは メクレンブルグ・シュベリン大公国の首都であり、ハゲノウ・ラントを通って 1846年に開通した ベルリン - ハンブルグ鉄道から分岐するものであった。1848年には ウィズマール(Wismar)、1850年にはロストックック(Rostok)へと路線を広げていった。
1888年には ベルリン - ハンブルグ鉄道の ルートビッヒスラスト(Lutwigslust) の路線が開通して、ベルリン方面への近道路線となった。
列車の本数が増えてくると、1889年から1890年にかけて、現在の駅舎に建て替えが行われた。駅の中央には乗客用のコンコースは、1927年には、プラットフォームへの地下道の開通にかさ下げが行われいる。
シュベリン駅 (2011年8月1日撮影)
1890年に完成した2代目駅舎
南翼には建設時から、プリンスルームという大公一家のための部屋が作られており、現在もシャンデリアと2枚の肖像画の飾られた部屋が残っている。
シュベリーンの路面電車
1881年に馬車鉄道で発足した路面電車、現在は新型車両で運行を続けている。 2011年8月1日
1914年時刻表
ルートビッヒスラスト、ハゲノウラント と ヴィズマールを結ぶ運行形態で、メクレンブルグ大公ルートビッヒ・フランツ鉄道が運転している。