ノーフォーク=ピータースバーグ間で、1858年開通の ノーフォーク・ピータースバーグ鉄道、ピータースバーグ=リンチバーグ間で 1854年開通の サウスサイド鉄道 (Southside Railroad)、リンチバーグ=ブリストル間で、1856年開通の ヴァージニア・テネシー鉄道 (Virginia & Tennessee Railroad) の3社が 1867年に合併して、アトランティック・ミシシッピ・オハイオ鉄道 (Atlantic, Mississippi & Ohio railroad) が誕生して、後に ノーフォークウェスタン鉄道 (Norfolk & Western Railroad) に改称された。N&Wは、ウェストヴァージニア州の石炭を目当てに北西に路線を延長し 1892年には、オハイオ川に到達し、1890年に吸収合併した Scioto Valley & England Railroad の コロンバス (Columbus, OH) への路線と連結した。1901年には途中の、ポーツマス (Portsmouth,OH) = シンシナティ (Cincinnati,OH) を結ぶ、シンシナティ・ポーツマス・ヴァージニア鉄道 (Cincinnati, Portsmouth & Virginia Railroad) を吸収合併して、ノーフォーク=コロンバス・シンシナティ間のメインルートが完成した。
ポーツマスでの N&W鉄道の駅は、SV鉄道が1877年に建設した木造駅舎が使用された(1890-1903、)後にCPV 鉄道が1901年に建設したレンガ造りの駅舎に移転し(1903-1931)、1931年には本線の分岐点として相応しい、アールデコ様式の駅舎が建設された。この駅舎は旅客列車がなくなった後も事務所として使用され、惜しくも2004年に解体された。
ポーツマス ノーフォーク・ウェスタン鉄道駅
1931年に建設され、本線の分岐点の要衝を預かる駅であった。2004年に解体された。 2000年撮影
Columbus
Pertersburg