CNJ

リハイバレー鉄道駅　Lehigh Valley RR Station

1855年に　イーストン(Easton) から マウチュンク(Mauch Chunk) まで開業した リハイバレー鉄道は、1867年には、ウィルケスバレに到達した。1892年にはバッファロー(Buffalo)までが開通している。東方面には、1875年にパースアンボイ (Perth Amboy)、1899年にはジャージーシティーへの路線を開業している。ジャージーシティーでの旅客駅は、最初はペンシルバニア鉄道駅を利用していたが、1913年からはニュージャージー中央鉄道駅に変更している。
ウィルケスバレのダウンタウンに駅があったが、現在はレールがはがされ、その敷地に旧駅舎が残っているが、かつての重厚な建物ではなく小ぢんまりとした建物である。（1997年8月撮影）

ニュージャージー中央鉄道駅　
Central RR of New Jersey Station

リハイ・サスケハナ鉄道 (Lehigh & Susquehanna RR) が 1869年に建設した駅舎が残っている。2階半の煉瓦作りの駅舎で、八角形のキューポラが特徴である。CNJ鉄道の列車が 1963年に旅客列車の運転を終了した後、バーやレストランとして利用されている。元の線路後は道路となっている。

リハイ・サスケハナ鉄道は、1866年に フィリップスバーグ (Phillipsburg, NJ) から ウィルケスバレ までの区間を開業し、1871年 CNJ 鉄道によってリースされて、ペンシルバニア州内の CNJ鉄道の路線として活用されている。1888年には スクラントン(Scranton) に延長している。

（1997年8月撮影）

LV

ウィルケスバレ市街鳥瞰図　1889年
"Panoramic Maps 1847-1929"　より

ペンシルバニア州

北米大陸