Jim Thorpe
Central RR of New Jersey Station
Mauch Chunk Switchback Gravity Railroad
ジム・ソープ
ニュージャージー中央鉄道駅
マクチュンク・スイッチバック重力鉄道
マクチュンク・スイッチバック重力鉄道
Mauch Chunk Switchback Gravity Railroad
1827年、鉱山会社が 14km の勾配線を重力降下方式の石炭の搬出を始めた、1846年には単線運行では処理できないほどに輸送量が増加し、上り専用線が設けられた。乗り専用線は地上動力式のインクラインで、下り専用線は以前と変わらず重力降下方式であった。この路線のスリルを味わうための便乗が 1850年ころから始まっている。この鉄道は 1932年まで続いていた。
ニュージャージー中央鉄道駅 (1997年8月撮影)
Central RR of New Jersey Station
マクチュンク(Mauch Chunk)の町は、リハイ炭鉱運輸(Lehigh Coal & Navigation Company) によって、1818年に開かれ、石炭の積み出しの拠点として鉄道とともに発展してきた。1888年建造された駅舎は、1891年から第一次大戦ころまで、ペンシルバニアのスイスと宣伝された 行楽地 の玄関口として栄え、また、石炭運搬用の重力鉄道は1932年の廃線までの間、スリル満点のアトラクションとして多くの観光客を集めていた。1953年、この町の出身のオリンピック選手の名前を使って、ジム・ソープ (Jim Thorpe) と町名変更をしている。