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倭舘−若木 1991年8月17日現地調査  
倭舘駅の北約1kmで京釜線は洛東江を斜めに渡っている。洛東江の北行線用の橋は1916(大正5)年に掛け替えられたあと1939(昭和14)年4月に改築され複線の内の一線となった。な お南行線用の橋梁は1945(昭和20)年2月に開通した。京釜線開通時の倭舘洛東江橋梁は長さを最低に抑えるために洛東江を直角に渡っていたためにその前後に急曲線が存在し、その緩和の為に新橋梁への掛け替えが行なわれたのである。旧橋梁は1916(大正5)年の廃線後は 道路橋に転用されたようで洛東江大橋と呼ばれていた。  現地に当時の橋梁が現存していることを知ったのは京釜線の列車の車窓から不思議な古い廃鉄橋が見えたからである。この廃鉄橋は路面をコンクリート舗装の道に変えていた。そして東側から2番めの橋桁はその上部補強構材が無くなってしまって崩れ落ちそうなかたちで残っていた。勿論通行は禁止されていた。それでもその風格は重厚で明治期の鉄道橋の面影は十分であった。さらにその前後に存在していたトンネル、倭舘駅方から第一倭舘隧道・第二倭舘隧道は共に現存しており、特に第一倭舘はほぼ原型で残っていた。しかし第二倭舘は穴は確認できたが、その洞門は解らなかった。ただ残念だったのが両方のトンネル付近に民家が密集していて見学しにくかったことである。
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京釡線 
倭館ー若木間
倭館駅北方 洛東江橋梁 旧線跡
倭館駅北方 旧線トンネル跡
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現在線(青色) 
旧線(旗竿) 
金烏山
大邱
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