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金泉−秋風嶺−永同  
金泉駅前の大通りを京釜線に沿って直指寺駅の方へ向うとすぐに左に曲がり国道4号線となる。そして秋風嶺駅の手前で再び京釜線と接近する。この道は改良前の京釜線の線路敷に作られた道路である。この国道が金泉−直指寺間で現在の京釜線と交差する地点を境として、金泉側は1945(昭和20)年に複線化されるまで京釜線の線路であったが、その秋風嶺側は1919(大正8)年に勾配改良の為に直指寺経由の現在線に付け替えられた。現在線は京釜 線最高標高地点の秋風嶺駅に向けて金泉駅から徐々に緩い勾配を昇っていくのである。旧線は全く特徴のない区間だったので、国道に埋もれた今は線路の跡の面影を残すものは何も見当らなかった。  
京釡線 
最高地点 秋風嶺越え
黄澗 駅西方の国道の橋は京釡旧線の石積みの橋台で支えられている。
旧線 
現在線 
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現在線 
旧線 
伊院
金烏山
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朝鮮鉄道略図
廃線跡・鉄道史跡
京釡本線案内
京釡・京義・安奉経由
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秋風嶺駅
日本地理大系 昭和5年
欧亜連絡
秋風嶺を越え勾配をおりると黄澗駅である。ここから京釜線はまた少しの勾配を上り始める。そして次の永同駅までの間に二つのトンネルがある。これは1919(大正8)年の改良に によって生まれたものである。黄澗駅近くの馬山トンネルを迂回するような形の国道4号はまさに京釜線の跡である。廃線跡の殆どはこの国道に埋もれてしまってはいたが、単線用の細く古い石積みの橋台が今もその国道を支えていることが、かつて鉄道の通っていた跡であることを示していた。延長300m程の黄澗隧道はその入口付近が土砂置場となっていたためにその洞口を確認することは出来なかったが付近の切取が明瞭に残っていた。
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