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Helsingor ヘルシンオアー
欧州大陸
Copenhagen Boulvardbanen
Helsingborg
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 ヘルシンオア(Helsingor) と コペンハーゲン (Copenhagen) を結ぶ鉄道は、1864年に開通した 北部鉄道(Norldbahn) が最初で、現在の主要ルートととなっている海岸沿いの路線は、1897年に開通の海岸鉄道(Kystbanen)の路線である。ヘルシンオアの駅舎は、海岸線ができる前の 1891年の建造である。
 北部鉄道は、1863年7月にコペンハーゲン から ヘルアップ(Helleup) と、クランペンボリ支線(Klampenborgbanen)の クランペンボリ(Klampenborg) までの開通させている。Helleup から内陸を通る本線は、1863年10月に Lyngby まで、終点の ヘルシンオアまでは1864年に開通させている。コペンハーゲン=ヘルシンオア間を最短で結ぶ、海岸沿いのルートは、北部鉄道が建設された当時、海軍の反対で建設が許されなかったが、1897年になって、クランペンボリからヘルシンオアまでの海岸沿いのルートが建設され、海岸鉄道(Kystbanen)と呼ばれて、現在の主要ルートに至ったいる。対岸のヘルシンボリ (Helsingborg, Sweden) と間には 1892年から2000年までの間、車両航送の連絡船が運行されており、その遺構が今も見られる。
コペンハーゲンのターミナル駅は、北部鉄道の北駅(Nord Banegaard)、クランペンボリ鉄道のホルツ・クランペンボリ駅(Holt & Klanpenborg Banegaard)、海岸鉄道の東駅(Ost Banegaard) に分かれていた。1917年の地下線(東駅=中央駅間)の開通により、ターミナルは中央駅に統合されている。
 
<ヘルシンオア駅 (Helsingor Banegard) 2009年8月撮影>
上左:終端式ホームは2面4線で、右側にはかつて連絡船で客車航送をしていた時代の可動橋への引込み線が残っている。
上右:正面 下左:連絡船引込み線の反対側の道路の路面軌道を通って Gilleleje 方面への列車が発着する。 下右:クラシックな駅舎内
右:Baedeker, Norway, Sweeden & Denmark, 1912) より
Reichs-Kursbuch 1914 より
コペンハーゲン=ヘルシンオア間の列車は、Hillerod 経由の北部鉄道まわりとKlampenbourg 経由の海岸鉄道まわりの両方があり、コペンハーゲンの発着駅が異なっている。
スカンジナビア方面へ
ベルリンから欧州各地へ
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