ポートランドのライトレール
Light rail in Portland
ポートランドのライトレールはトライメット(Tri-Met, Tri-County Metropolitan Transportation District of Oregon)の運行による1986年に開通した新しい都市交通で、路線はポートランド-グレシャム(Portland-Gresham)間15.2マイル、ポートランドのダウンタウンのみは単線片側周回コースで、その他は全線複線となっている。途中、トイラメット川(Willamette River)を、1912年にオレゴン鉄道海運会社が建設した「スチール橋(The Steel Bridge)」で渡る。この橋は一階部分を鉄道が使用し、二階部分を道路と併用軌道のライトレールが使用している。
車両は二両一編成の基本のほか、1987年から加わった古典車両(Vintage Cars)がある。その古典車両は1950年までポートランドを走っていた路面電車の形態を模して新製された車両で、510までの番号があったポートランドの路面電車の追番として511-514の番号が付されている。
(電車写真1992.7 地図：USGS 1:24000,1977 路線図：Passenger Train 189,P43,Sep1993)
