Utica, NY

ユーティカは、古くから、モホーク川の交易で栄え、運河が通い、鉄道が開通してからも交通の要衝として発展してきた。ニューヨークセントラル・ハドソン川鉄道が、この建物を建てたのが 1914年、ラカワナ鉄道(Delaware, Lackawana & Western RR)、ニューヨーク・オンタリオ・ウェスタン鉄道 (New York, Ontario & Western RR) の列車も利用しており、ユニオン駅として機能していた。広い待合室の柱は大理石で出来ており、その下の長い待合ベンチは現代にも鉄道全盛期を伝えている。
現在は、アムトラックの駅、バス・タクシーの乗り換え拠点として多角的な交通ターミナルとして使用されている。

左中：ユーティカ　ユニオン駅 (絵葉書）
左下：駅舎横に保存された、機関車＋客車　（1993年12月撮影）
右：待合室内部、大理石の柱が美しい。1993年12月撮影　　　右下：ユーティカ駅、線路側　（絵葉書）　