1900年、オーバニーの新しいユニオン駅が完成した。先代の駅舎のすぐ北側に作られ、デラウエア・ハドソン鉄道とウェストショア鉄道は、ハドソン川の西岸を走って ユニオン駅に進入しており、ハドソン川の東側を走る ニューヨーク・セントラル･ハドソン川鉄道線は川を渡って ウェストショア鉄道線をオーバークロスしてカーブするところに位置していた。線路は ウェストショア鉄道線 と デラウエア・ハドソン鉄道線 の地平ホームに対して、ニューヨーク・セントラル・ハドソン川鉄道線は、一段高いところにプラットフォームがあった。駅舎のコンコースは NYC&HR線と同じ一段高いところにあった。ニューヨーク・セントラル鉄道は 1956年、過剰設備の駅を廃止すべくリストアップしたが、オーバーニーもリストに載っていた。1968年12月29日 23:00 最後の列車を送り出して駅としての使命を終え、その後の旅客列車は、すぐ北側の貨物列車用の橋梁を渡って、 Rensselaer に作られた小さな駅に停車するようになった。
1971年、旧ユニオン駅の建物は、銀行に買い取られて、オフィスとして整備され使われている。
上左: ユニオン駅 （絵葉書） 上右： 1907 Baedeker map 中左： 旧ユニオン駅線路側 1993年12月撮影 中右： 線路配置図 (Old Albany Vol.5Price Chopper Books, Inc., 1889)
下左： 現役時代のプラットフォーム(Old Albany Vol.5Price Chopper Books, Inc., 1889) 下右： 銀行のオフィスとして残っている。 1993年12月撮影
