Broud Stree Station ブロード街駅
リッチモンドは、ニューヨーク方面からの リッチモンド・フレデリックスバーグ・ポトマック鉄道(Richmond, Fredericksburg & Potomac) の終点であり、また、フロリダ方面への アトランティック・コスートライン鉄道(Atlantic Coast Line RR) や シーボード・エアライン鉄道 の基点でもあり、両方面を直通する列車の客車受け渡しや、乗換客で賑わっていた。
リッチモンド・フレデリックスバーグ・ポトマック鉄道 と アトランティックコースト鉄道 (Atlantic Coast Line) の2つの鉄道は、それまで、ジェームス川(James River) の側の、Byrd St.駅 を、サザン鉄道 (Southern RR) は、また川沿いの独自の駅を使用していたが、1919年、リッチモンド・ターミナル鉄道会社によって建設された ブロード街駅 に移った。アムトラックが 1970年代に去った後は、科学博物館として利用されている。
科学博物館となった旧駅舎正面
1997年8月撮影
駐車場となった旧プラットフォーム跡地には、屋根の一部が残っている。1997年8月撮影
鉄道駅時代と変らず現在の内部も美しく整備されている。1997年8月撮影
現役時代の俯瞰写真 大きくカーブして元の方向に戻って行く特異な線路形状が見える。 <Rails in RICHIMOND, by Carton Noris mcKenney, Interurban Press, 1986>
Richmond, USGS, 1:24,000 1994年改訂
Broad Street Station