Zbaszynek ズパッシネック
Neu Bentschen ノイベンツェン
Wolsztyn
新しくドイツ・ポーランド国境のドイツ側となった ノイベンツェンは、1920年のベルサイユ条約発効後に急遽、建設された街である。鉄道路線は新しい街を経由するように変更され、グーベンへの支線もノイ・ベンツェン経由に改められた。新しく建設された駅舎は中央に、税関を含む国境設備を併設した駅設備、左翼には郵便局が接続されていた。旅客ホームは広く、中央に事務所設備が設けられており、当時の入出国管理がここで行われていたようだ。
第二次大戦の結果、ドイツ・ポーランド国境は更に西に移動し、駅舎の大型設備は不要のものとなってしまった。もちろん、ベルリン・ワルシャワ急行などの優等列車も停車しない。
ズパッシネック駅 2012年8月
1920年の新国境設定により、建設された新しい国境駅で、国境設備のため大きな駅舎と広いホームを持っている。今は無用の大きさである。
FOTOPOLSKA より