ワルシャワ・ウィーン鉄道 (Варшаво-Венская железная дорога, WWZD) は、1845年6月、最初の開通区間、ワルシャワ=グロジスク(Grodzisk))
間の開通させ、順次南へ延伸し、ザンブコビッツェ(Zabkobice)には、1847年12月1日、オーストリア国境のグラニッツァ(Granica, Maczuki) には、1848年4月1日に到達した。ロシア・オーストリア国境を越え、シュチャコワ(Szczakowa)への線路は1848年10月13日に開通して、クラクフ(Krakow)まで開通していた鉄道と接続された。1856年3月1日、チェホビッツ・ジェジチェ(Czechowice
Dziedzice)-トゥジェビニア(Trzebinia) 間が結ばれたことにより、シュチャコワ‐ウィーン間でオーストリアの鉄道だけでのルートが完成した。
1859年には、ザンブコビッチェ(Zabkowice) - ソスノビッツ(Sosnowic)- ショプニッツ(Schopinitz, Szopiniece)の開通で、カトビッツ(Kattowitz,
Katowice)方面とワルシャワ方面も連絡するようになった。
ワルシャワ・ウィーン鉄道は標準軌で建設されたので、オーストリアの鉄道との乗入が可能で、ウィーンやクラクフからの直通客車がワルシャワまで連結されていた。
マスズキ駅 2015年8月撮影
ロシア・オーストリア国境のロシア側の駅で、入出国管理やレストランなどに使われていた大きな駅舎が残っている。
ワルシャワ・ウィーン鉄道(ロシア区間)時刻表 1914年
1847 Granica -> 1923 Maczki -> Sosnowiec Maczki