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慶北線 安東ー醴泉間
虎鳴 ー高坪
豊山−虎鳴
京釜線案内2
<虎鳴−高坪、新旧分離地点間> 1990.04.29 (醴泉付近一部1990.08.16)
 虎鳴駅跡を過ぎるとすぐに橋台が残っており、その付近には築堤もあったが、すぐに途切れた(写真1)。しばらく跡形を確認できないまま進むと、また橋台が現れた(写真2)。しかし、それ以外には何も確認できなかった。乃城川の橋の位置もそれらしい残骸があったが確証は持てず(写真3)に旧高坪駅があったと思われる地点にきた。やはりその痕跡は確認できなかった。この辺りは完全に田圃となっており、ただその中に、橋台が1箇所確認された(写真4)。更に進むと、慶北現在線が右手方向より現われ自然に吸い込まれるように旧線の築堤が合流していた(写真5)。この新旧分離地点は、醴泉方向から見て、安東方向への旧線が自然に結ばれているのに対して、栄州への現在線は急カーブで方向を変えており、現在線建設のとき無理矢理に栄州方向へ進路を変えたことがよくわかる。
慶北線 
廃線跡・鉄道史跡
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 この後私は、鉄道時代の営業キロで30kmも歩いて疲れきった足を引きずりながら、現在線上に移設された高坪駅(写真6)へ向かった。高坪駅前の商店で飲料水を求め、店のアジュマ(おばさん)と2、3言葉をかわすと、なんと日本語を少し覚えていて滅多におとずれることの ない日本人として大変喜んでくれたことが印象に深かった。韓国人の対日感情が悪いことがよく言われているが、個人で旅をして田舎をめぐっているとき、そのようなことを感じたことはなかった。                       
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