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Gedser ゲーザー
ドイツへの鉄道連絡船
欧州大陸
ゲーザー駅 (2009年8月撮影)
上左右: 車両航送船への可動橋とゲーザー駅駅舎 中左・中右上下:ゲーザー駅への線路は1本のみとなり、列車も1日1本のみが発着する。右下:船便発着場(現在の)
右:ゲーザーにはかつて、鉄道ヤードと転車台があったが、今はそれらは使われいない。ヤード後には古い気動車が放置されていた。 (2009年8月)
Copenhagen
Warnemünde
スカンジナビア方面へ
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ベルリンから欧州各地へ
Grossenbrode
1873年5月19日、ニコビング(Nykobing) とロストク(Rostock) を結ぶ郵便汽船が開業した。1886年6月26日には、ニコビングからゲーザー(Gedser)まで鉄道が延長され、郵便汽船も ゲーザー(Gedser)=ヴァルネミュンデ(Warnemunde) に変更された。1903年9月30日には、鉄道車両搭載連絡船が就航し、コペンハーゲン(Copenhagen) 方面とベルリン方面及びハンブルク方面を結ぶ直通列車が運転されるようなった。ドイツとスカンジナビア半島を結ぶ路線は スウェーデンのトレレボリ(Trellebourg)=サスニッツ(Sassniz)間の連絡船があり、デンマーク方面連絡はゲーザー経由、スウェーデン、ノルウェー方面はトレレブルグ経由で直通列車が運転されていた。第二次大戦後、どちらの航路も東ドイツ経由になったために新たに グローセン・ブローデ = ゲーザー 間(69km)を車輌航送するルートが開拓され、ゲーザーからの車両渡船は、東ドイツ方面の ヴァルネミュンデ 、西ドイツ方面の グローセンブローデ との間を結ぶようになった。1963年5月、フェールマン島への橋梁が完成し、プットガーデン (Puttgarden) から レズビュ (Rodby) の間(18.5km)を車輌航送フェリーで結ぶ現在のルートが完成し、再び ゲーザーは東ドイツのヴァルネミュンデとの航路のみの連絡となった。1964年からは ベルリン と コペンハーゲンを結ぶディーゼル特急「ネプチューン」が昼間の運転を開始し、夜行列車の オストシー急行の と1日2本の直通列車が運転されるようなった。車両航送は 1995年9月まで続けられ、その後、ゲーザーへの列車も減便され、現在では1日1本の列車が通っているに過ぎない。
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