Norddeutsche Lloyd / North German Lloyd
北ドイツロイド汽船
北ドイツロイド汽船(Norddeutsche Lloyd, North German Lloyd)
1858年6月、社船「ブレーメン(Bremen)」は、ニューヨーク(New York)へ向けて、ブレーメンを出航したのが最初の航海であった。ドイツのアジアへの定期航路は1893年 北ドイツ・ロイド汽船によって開設され、月1便の中国航路と日本への延長路線が設定された。
母港のブレーメンを出航し、スペイン沖を回りこみ地中海に入ると、イタリアのジェノバ(Genoa)に寄航し、スエズ運河経由でインド洋に向かうのルートだったので、旅客はジェノバでの船車乗り換えのするのが一般的であった。
1970年9月1日、ハンブルグに本社を置く、ハンブルグ・アメリカ汽船会社と合併して、ハパグ・ロイド汽船(HAPAG Lloyd)が誕生した
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ドイツからの船車連絡列車「ロイド急行」のポスター 1913年 Wagon Lits 125 より
NDL 極東線寄航予定 1939年 Thomas Cook 時刻表より
絵葉書
汽船 Gneisenau 18160ton
汽船 Potsdam 17528ton
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NDL 大西洋線用汽船の図柄のしおり
NDLは、ブレーメン市の鍵の図柄と錨をデザインしたものを自社のマークとして使用していた。