Strasbourg

シュトラスブールでの最初の鉄道はシュトラスブール－バーゼル鉄道で、シュトラスブール側の基点は Koenigshoffen 、バーゼル側の終点は St. Louis におかれ、1841年8月に開業している。バーゼルの城内に駅が開設されたのは、1845年であった。シュトラスブール側は1846年に城内に駅が設置された。パリからの　パリ－シュトラスブール鉄道 (Compagnie du chemin de fer de Paris a Strasbourg) の最後の開通区間のナンシー－シュトラスブール間の 1852年の開通により、パリ線・バーゼル線と共通の駅が Place des Halles と呼ばれる一角に 1854年に設置され、最初の中央駅となった。1872年の普仏戦争後は、アルザス・ローレンヌ地方とともに東部鉄道の該当区間もドイツに割譲され、ドイツ帝国直轄のアルザス・ロートリンゲン鉄道となり、第一次大戦までのドイツ統治時代には、現在の中央駅が 1898年、ドイツ風のネオ・ロマネスク様式の面持ちで完成した。
2007年11月には、修復がおこなわれ、駅舎全体をガラスドームで覆った面白い形の駅になっている。