クリーブランド は工業の町として、また五大湖の湖港町とし運河を基盤として発展してきた町である。1796年 モーゼス=クリーブランド が町を建設し、1836年には市制を施行した。1851年
クリーブランド・コロンバス・シンシナティ鉄道 (Cleveland Columbus & Cincinnati RR) が ピッツバーグ (Pittsburg, OH) と クリブランド
を結ぶ鉄道を完成させ、1853年には ニューヨーク、 シカゴ、セントルイス もこの鉄道で結ばれることにより急速に鉄道時代が訪れた。
鉄道駅では、1866年に
ユニオン駅 (Union Depot)の2代目駅舎が湖岸に完成して、ニューヨークセントラル系列の <Lake Shore & Michigan South RR>, <Cleveland
Columbus Cincinnati & St.Louis RR> が使用し、その他にも、<Erie RR>, <Baltimore & Ohio RR>, <NewYork Chicago
& St.Louis RR>, <Wheeling & Lake Erie RR> が独自に駅を持っていた。
Baedeker's USA, 1909 より
旧 B&O駅 が今も残っている。
B&O鉄道の クリブランド支線に相当する Cleveland Terminal & Valley RR によって1898年に建造され、ユニオン・ターミナル駅に移る 1930年まで使用されていた。 1997年8月撮影
Union
Erie
B&O
W&LE
NYC&StL
2代目 ユニオン駅 (湖岸地区) 1866年に完成し、ニューヨークセントラル系列の鉄道が利用した。ユニオン・ターミナルに移る 1930年まで使用された。 Cleverand A Concise History, 1796-1990 by Carol Poh Miller and Robert Wheeler, Indiana University Press 1990
Cleveland (1877)
Bird's eye views, John W. Reps, 1998 Princeton Architectural Press より
1930年 ユニオン・ターミナル駅の完成により、ペンシルバニア鉄道以外の鉄道会社の駅は統合された。