ロサンゼルスは、サンフランシスコに遅れること12年、1881年に東部との直接連絡が完成した。サザンパシフィク鉄道と、テキサス・パシフィック鉄道が連結して、ニューオリンズからの線路がつながり、れをサンシャインルート(Sun
Shine Route) と呼んだ。その2年後には、テキサス・ニューオリンズ鉄道を傘下にして、サザンパシフィック鉄道の主要ルートである サンセットルート
(Sunset Route) が完成した。ロサンゼルスから、アリゾナ州ユマ (Yuma,AZ) を通るサザンパシフィックの線路は、サンセットルート、サンシャインルート、そして、ロックアイランド鉄道と共同での、ゴールデンステートルート
(Golden State Route) の3つの大陸横断鉄道ルートにつながっていた。
また、1887年には、サンタフェ鉄道がシカゴからの路線をロサンゼルスに到達させ、さらに、1900年にはこれをサンフランシスコに延長した。
1905年には、サンペドロ・ロサンゼルス・ソルトレーク鉄道
(San Pedro, Los Angels & Salt Lake Railroad) が開通して、オーバーランドルートでの大陸横断鉄道がロサンゼルスにも直通するようになった。