1864年に、シカゴ・ノースウェスタン鉄道 (Chicago & Northwestern Railroad) とガレナ・シカゴ・ユニオン鉄道 (Galena & Chicago Union Railroad) が合併して、シカゴから、北はグリーンベイ (Green Bay, WI)、マディソン (Madison, WI)、フリーポート (Freeport, WI)、クリントン (Clinton, WI) に達する新生シカゴ・ノースウェスタン鉄道が誕生した。1870年には、ラクロス(La Crosse, WI) に路線が延びた。ミシシッピ川のミネソタ側では、ウィノナ (Winona, WI) から、セントピーター (St.Peter, MN) 、マンケート (Mankato, MN) を目指す、ウィノナ・セントピーター鉄道 (Winona & St.Peter Railroad) が1862年から運転を開始し、1870年に マンケート に到達した。同じ年、1870年、ミシシッピ川の橋梁が完成し、シカゴ・ノースウェスタン鉄道 と ウィノナ・セントピーター鉄道が直接レースで結ばれ、後の、ミネソタ400 のルートが出来上がった。
1872年には、グリーンベイ (Green Bay, WI) からの グリーンベイ・ウェスタン鉄道 (Green Bay & Western Railroad) が、ノースウェスタン鉄道橋梁を利用して、ウィノナに到達した。ミシガン湖を車載連絡船で連絡し、アﾝナボー鉄道 (Ann Arbor Railroad) などを介して、東部地区への安価な貨物輸送ルートが特徴であった。
この橋梁は 1977年 に廃止され、1880年に建造された ウィノナ駅 の駅舎は1980年に解体、カーブでミシシッピ川橋梁へ向かった築堤も撤去され、ただ橋梁の一部のみが残っている。列車は、ラクロスにかかるかつてのライバル、ミルウォーキー鉄道（現・スーライン）の橋梁を利用してしている。
