Canada Atlantic RY

カナダ・アトランティック鉄道は 1879年に誕生して、1914年にグランド・トランク鉄道に吸収され、カナダ国鉄の路線になっていった。
1879年、Coteau and Province Line Railway and Bridge Company と Montreal and City of Ottawa Junction Railway が合併して、モントリオール・スワントン＝オタワが最初の路線となった。1899年にはオタワから西へ　Ottawa, Arnprior & Parry Sound Railway を合併して、ジョージアン湾を介してニューロン湖への水運と連絡した。水運は、シカゴ、ミルウォーキー、ドゥルースへの連絡を達成した。
カナダの首都オタワに路線を持たなかったグランドトランク鉄道にとってカナダ・アトランティック鉄道の吸収は大きな意義を持っていた、モントリオール＝オタワの主要ルートとニューヨーク＝オタワのルートはカナダ国鉄の時代になっても旧カナダ・アトランティック鉄道の路線が主力であった。当初はセントラル・バーモント鉄道とスワントンにて連絡し、バーリントン－ラトランド－ベニントン－オーバニー－ニューヨークのルートを取っていたが、ラトランド鉄道がセントラル･バーモント鉄道から分かれてカナダ国境を越えてノヤン・ジャンクション (Noyan Jct., Ont) への路線を開通させてからは、ノイヤン・ジャンクションからラトランド鉄道を経由して、オーバニー、ニューヨークを結ぶのが主要ルートとなった。