Memphis, TN
メンフィス
Central Staion
メンフィス セントラル駅
Menphis Central Station
ユニオン駅 または カルホーンストリート駅(Calhoun Street Station) と呼ばれて、イリノイセントラル鉄道の駅であった先代の駅の位置に 1914年に営業が始まったのが、セントラル駅である。5本の終端式線路と5本の通過式線路をもっており、駅のオーナーであった イリノイセントラル鉄道 (Illinois Central RR) の列車のほか、ヤズー・ミシシッピバリー鉄道(Yazoo & Mississippi Valley RR) 、フリスコ鉄道 (<FRISCO> StLouis , SanFrancisco Railway) 、ロックアイランド鉄道(Chicago, Rock Island & pacific RY) の列車を発着させていた。更に、ユニオン駅の閉鎖されていた期間(1964年4月から1966年11月) は、ルイビル・ナシュビル鉄道(Louisville & Nashville RR) の列車も受け入れていた。
列車本数が激減してきた 1960年台、ロックアイランド鉄道が 1967年11月、フリスコ鉄道 12月に最終の列車を発車させ、イリノイセントラル鉄道だけが利用する状態が 1971年まで続いたが、5月アムトラック移管に際して駅施設のほとんどの部分が閉鎖された。1999年には メンフィス地域交通局 (Menphis Area Transit Authority) によって整備が整い、新たらしい1本の線路とプラットフォームがアムトラック列車を受け入れるようになった。
セントラル駅付近には路面電車のレールが敷かれている。
これは、1993年に戻ってきたメンフィスの路面電車の線路で、ダウンタウンのショッピングモールを開発するときにつくられたものである。7両の4軸電車は 1912年アメリカ製1両とポルトガル製の古典車である。あとの7両の大型車はメルボルンからやってきたものである。
1994年12月撮影
上: セントラル駅 絵葉書
右: セントラル駅の全景
左: 線路は高架上にある。ホームの屋根の跡が残っている。
1994年12月撮影