Wurzburg
ヴュルツブルク
左:キリアンの噴水と旧駅舎 絵葉書
右:2009年に復元されたキリアンの噴水と新駅
中:ホールとプラットフォームの様子
下:旧市街の中を走る路面電車 以上 2010年8月
地図: Baedeker South Germany 1902年版より
中央駅 1869年〜
ルートビッヒ駅 1854年〜1869年
バイエルン王立鉄道のルートビッヒ西部鉄道線が、ヴュルツブルグ−シュバインフルト間の鉄道を開通させた1854年、ヴュルツブルグは鉄道の通る街となった。最初の駅は、城壁の中に入り込んだ頭端式駅で、ルートビッヒ駅と命名された。1864年にはアンスバッハ、グンツェンハウゼン経由でルートビッヒ南北鉄道に連絡する路線が開通、1865年にはニュルンゲルクへの短絡線が開通し、大きく伸びた輸送量に対応できる駅が望まれるようになってきた。
1869年には街の北側、城壁の外に通過型の線路構造で新しい駅が完成し、ヴュルツブルグ中央駅となった。第二次大戦での空襲での被害は大きく、1954年に新しい駅舎に建て替えられた。