Иркутск Irkutsk
ノボシビルクスから東に伸びてきた中部シベリア鉄道、1898年8月16日にイルクーツクまでの路線が開業している。1899年にはアンガラ川の左岸にそってバイカル港までの路線が開通し、バイカル湖の連絡船を介して、東へスレチェンスクまで、ザバイカル鉄道の路線が開業している。
イルクーツク駅の現存の駅舎は、開業時の初代の駅舎が1906-1907年にかけて建替えられたものをベースに、1936年の増築、1964年の増築を経て、趣のある姿で使われ続けている。建設当時、シベリア鉄道のモスクワの終着駅として使われていた クルースク駅 と意匠が似ている。
イルクーツク駅(2017年8月訪問
1906年築のベースに後年の増築部分が加わっている。
右:オリジナル建物の絵葉書
イルクーツク駅