Leadville, CM DRG

レッドビルにはかつて、鉄道駅が３つあった。
最初に線路が敷かれたのが、デンバーリオグランデ鉄道で、サリダからの延長線は1880年にマルタ(Malta)を通ってレッドビルまで開通、駅は 14th/Poplar街に設置された。デンバー・サウスパーク・パシフィック鉄道 (Denver South Park & Pacific Railroad - DSP&P)は、この区間の使用権を得て乗り入れていたが、1884年にはレッドヴィルまでの自社の路線を建設して、7th/Hazel 街に独自の駅を建設した。1887年にはコロラド・ミッドランド鉄道 (Coloral Midland Railroad, CM) がレッドビルを経由でコロラド・スプリングス - グレンウッド間を全通させ、駅は 3rd/Spruce 街に開設された。
D&RG鉄道は開業時は914ｍｍの狭軌であったが、1890には標準軌に改軌され、開業時から標準軌であったCM鉄道とともに西方、グランドジャンクションからは、リオグランデウェスタン鉄道と連携して大陸横断列車を走らせいた。同じ列車に連結される別個の編成、同じ行き先の列車が別の駅から、同じような時間に発着していた。
CM鉄道は 1918年に倒産で廃止、駅舎は1936年に焼失した。D&RG鉄道の駅は1960年台に解体された。