現在の終着駅は「新炭里」駅、ここには「鉄馬は走りたい」の看板があり、その先はレールが途切れてただ道床が北へと続いている。暫くして民間人立入統制線を越えると鉄原駅がある。鉄原はソウルから101粁、京元線と金剛山電鉄の接続駅であった。この構内にはレールが今も敷かれており、ソウル方面へ向けて分岐ポイントが開いており、まっすぐがソウル方面、左に折れるのが金剛山方面を示している。鉄原の集落は京元線鉄原駅から電鉄で2駅、東鉄原の周辺に広がっていた。京元線を更に北へ高原を登っていくと月井里駅があった。本来の位置とは違うようだが、ここにはプラットホームとレール、駅舎と焼けた機関車の残骸がある。