開山屯と上三峰を結ぶ国際鉄橋、三峰橋は昭和2年9月30日に竣工した。はじめ狭軌鉄道での開通であったが、昭和9年4月、朝開線図們線の改築にあわせて、標準軌に変更された。今(2002)は中国側開山屯には貨物列車のみが通ってくる。開山屯税関の構内を覗くと、鉄道線路は見えなかった、このことから国際鉄橋はレールは剥がされており、道路としてのみ活用されているようである。
大正12年満州側天図鉄道の開通、清津からの咸鏡北部線が会寧まで大正6年、そこから先、図們鉄道は上三峰までの大正8年、昭和3年には咸鏡南北線が一本につながって京城からの路線が完成した。昭和4年、雄基から始まった図們線は昭和8年に旧図們鉄道の終点、潼関鎮まで開通して、後に満鉄北鮮線となった。