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東海北部線
鐘ヶ淵化学専用線跡
襄陽
 
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鐘淵工業専用線<襄陽-長承里> 1991.3.19
 初めて襄陽を訪れた時にみた謎の築堤は、鐘淵工業(株)によって昭和19年4月13日開業した専用線跡であった。この専用線は襄陽西部の長承里にある鉄鉱石採掘場への輸送手段として建設され、6.9kmと比較的長いものであった。
 襄陽駅から南西に分岐した専用線跡は襄陽の街の北側の農地の中を築堤で抜けていた。築堤が続く遥か先には連なる山並みの雪化粧がとてもきれいに見える(写真1)。築堤は襄陽の街の中を抜けてきた国道と合流して川を渡る。その川にはコンクリートで出来た橋が残っていた(写真2)。川の先は国道の横に密着しながらも独立して道床跡が残っていた。15分も歩くと国道は山をめざして左に別れていった。道床跡は尚も谷をせめて築堤が続き、左への緩いカーブを描くとその先にはトンネルが見えてきた。トンネルはコンクリートで出来ており、反対側の明かりが見えないことから途中で埋められていることが予想された。しかも内部には水がたまっていてとても歩くことは出来そうもなかったので、この専用線の調査はここで終わりにすることにした
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襄陽
襄陽
。昭和19年という物資困窮の時に鐵道が開通できたのも鉄鉱石増産計画に対する優遇措置のためであったのだろう。そしてトンネルの壁のコンクリートの固め方に見える粗雑さに突貫工事の跡がうかがわれた。
朝鮮北部・浦塩経由
朝鮮鉄道略図
欧亜連絡
東海線
襄陽付近
江陵付近
慶州付近
浦項付近
梅院付近
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