デンバー・ノースウェスタン・パシフィック鉄道(Denver Northwestern & Pacific Railway) は、経営者の名前をとって、モーファット・ロード
(Moffat road) と呼ばれていた。開通は1905年、ローカル鉄道ではあったが途中のローリング峠 (Rolling Pass) で大陸分水嶺を越えていた。
しかし、1927年、この峠区間に
モーファット隧道 (6.2マイル) が完成し、グレンウッド・スプリングス (Glenwood Springs, CO) と デンバー (Denver, CO) を結ぶ大動脈として生まれ変わったのであった。
ローカル鉄道時代に分水嶺を越えていた区間は廃線となり、道路として使われているが、最小限の整備のため不通区間があることがある。1996年訪問時には8月というのに残雪のため道路閉鎖されていた。この区間は1947年に正式にデンバー・リオグランデ鉄道
(Denver & Rio Grande Western Rairoad) に編入された。