<デンバー ユニオン駅 (Denver Union Station)>
デンバーにもともと複数あった鉄道駅、それらを統合し 1882年 ユニオン駅が誕生した。建物はその後1892年に左右に増築されたが1894年に火災後の復旧によって中央部が改築され、1915年には中央部が大きく改築され現在の姿となった。
1970年5月、ウエスタン・パシフィック鉄道の旅客営業からの撤退で、伝統のカリフォルニアゼファーの運転が終了し、デンバー・リオグランデ・ウェスタン鉄道の部分だけはリオグランデゼファーとして週3回運転された。当駅を発着する唯一の列車となったが、1971年のアムトラック発足後も、1983年まで運転が続けられたあと、アムトラックのカリフォルニア・ゼファーに引き継がれた。旅客列車は1日1往復であったが、かつての旅客列車のホームが長く残っていた。2014年、線路は終端式に改造され、地域交通センター・ホテル・商業施設として生まれ変わった。