上、左 ヴァージニア 旧駅舎 2000年撮影 右：時刻表 1910年 下：時刻表 1932年 シカゴ-バンクーバー直通列車
<ドゥルース・ウィニペグ・パシフィック鉄道 Duluth Winnipeg & Pacific RR>
1900年代の初め、ヴァージニア と フォート・フランシス（カナダ・オンタリオ州） の間に カナディアン・ノーザン鉄道の子会社として誕生した、ドゥルース・レイニーレイク・ウィニペグ鉄道を完成させた。当時のカナディアン･ノーザン鉄道は、ウィニペグを中心とする地域鉄道の規模で、ウィニペグから東に向かう路線は ポート・アーサー(Port Arthur)-（現）サンダーベイ と ドウゥルースでスペリオル湖に接して止まっていた。しかし、ヴァージニア から ドゥルース までの自前の路線が完成したは1912年で、それ以前は、ドゥルース・メサビ・ノーザン鉄道の線路を使っての乗り入れであった。沿線最大の駅舎である ヴァージニア駅は 1913年に完成した建物で、1950年ころまで旅客列車が走っていた。旅客列車はウィニペグ-ドゥルース間のを走るものであったが、一時は シカゴ - バンクーバーを直通する列車も走っていた。この列車は C&NW-DW&P-CN を直通していた。
