スイス中央鉄道 Schweizdrishen Centralbahngesellshaftの終点駅として、1856年にルツェルン駅が開業した。オルテン Olten からの路線が、1859年につながると、バーゼル、チューリッヒともレールで結ばれるようになった。
最初の駅舎は1896年に石造りの頑丈なものに建て替えられ、増大する輸送量にも耐えてきたが、1971年の火事で大きく壊れ、仮駅舎で営業しながら、1991年に現在の駅舎に建て替えられた。駅前広場には、2代目駅舎の正面入り口部分が残されている。
1971年に焼失した2代目駅舎の玄関部分が残されている。(2012年8月撮影)
駅前の湖には1333年に建てられた屋根つきのカペル橋があり、ルツェルンのランドバークとなっている。また、スイス交通博物もあり、観光、鉄道ともに楽しい街である。