Dworzec Wiedenski, Warszawa
ウィーン駅（ワルシャワ）
ワルシャワ・ウィーン駅 Warszawa Wiedenski
＜上左右：正面（ワルシャワ鉄道博物館展示）、右２：1900年の新建物、右３：3代目駅舎（1940年頃）Fortopolskaより＞
ワルシャワ・ウィーン付近の地形図(1935,1931年発行）
一代目ウィーン駅(1845)
二代目ウィーン駅(1900)
三代目中央駅
中心街駅（現在）
四代目中央駅
五代目中央駅（現在）
ワルシャワのウィーン駅は1845年6月、ワルシャワ＝ウィーン鉄道 (Kolej Warszawsko - Wiedenska) の最初の開通区間、ワルシャワ=グロジスク(Grodzisk)) 間の開通にともなって開業した。 路線は、1845年中にスキエルニエビツェ(Skierniewice）、そこから分岐してウォビチ(Lowicz)まで、そして、1848年4月、オーストリア国境（ロシア側 Granica、オーストリア側 Szczakowa）、プロイセン国境(ロシア側 ソスノヴィエツ Sosnowiec、プロイセン側 Schoppinitz）に到達した。
プラットフォームを挟んで反対側には、1900年に新しい駅舎が完成し、1920年のポーランド独立のときから、ワルシャワ中央駅（Dworzec Glowna) と改称された。1933年には地下の市街直結線の完成にともない通過式半地下構造の新たな中央駅が誕生した。しかし線路上の中央駅駅舎は完成しないままに第二次世界大戦に突入してしまい、激しい市街戦で東西の連絡線とともに壊滅的な被害をうけてしまった。1945年、従来の貨物駅の敷地に、行き止まり式の暫定駅を建設し、ワルシャワ中央旅客駅(Warszawa Glowna Osobowa) に機能が移された。
