Warszawa Centralna

ワルシャワ中心街駅 Warszawa Srodmiesie

左）PKPの駅はかつてのウィーン駅の位置にある。跡地には一対の地下への入口があるのみで、広場となっている。
下）ワルシャワ通勤鉄道の駅は中央駅の西寄りに近接している。

2012年8月

ワルシャワ・ウィーン駅とワルシャワ・テレスポル駅を直接結ぶ、一部地下の新線、市街直結線が開通したのが1933年。ウィーン駅は中央駅と、テレスポル駅は東駅と改称された。しかし、第二次世界大戦では中央駅は壊滅的な被害を受け、1945年から、従来地点より西寄りの貨物駅の跡地に暫定の「中央旅客駅(Warszawa Glowna Osobowa)」がワルシャワの鉄道の玄関口となった。
市街直結線は1949年には列車が走れれるようになり、元の中央駅の位置にはワルシャワ中心街駅( Dworzec Warszawa Srodmiescie) が設けられ、近郊電車が停車するようになった。現在の中心街駅の建造物が建設されたのは1963年である。。市街直結線の複々線化により、1975年、中央駅は再び元の位置近くに戻り、ワルシャワ中央駅(Warszawa Centralna) と名付けられた。
近郊列車が利用する中心街駅が元のウィーン駅の位置で、新しい中央駅はその東寄り、そして、その東寄りには、ワルシャワ通勤鉄道(Warszawska Kolej Dojazdowa, WKD) の駅が設けられ（1963年）、こちらも中心街駅(Warszawa Srodmiescie)と呼ばれている。