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唐山
天津東
山海関
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中国で最初の鉄道は、 呉淞鉄道で、上海市内と長江沿岸の呉淞を結ぶ14.5km の区間で1876年に開業した。しかし、英国商人が清国の承認を得ずに建設したこの鉄道は、1877年に清国に買収されるとともに撤去されてしまった。次に開業したのが、1881年開業の 唐山―胥各庄間 9.7km の唐胥鉄道、太平天国の乱を鎮圧して功績をあげ、直隷総督になっていた李鴻章が主導して作った鉄道で、胥各庄に通じていた運河と連携して、北洋海軍と輪船招商局に石炭を供給する役割を担っていた。
路線は 1887年に盧台、1888年に天津に延長され、1889年には豊台に達し、1893年には東へ山海関へ、そして日露戦争後には、北京ー奉天を結ぶ大幹線へと発展していった。そして唐胥鉄道は、中国の実質的な最初の鉄道として扱われている。
李鴻章が主導した唐胥鉄道建設には、日本の鉄道建設で活躍した英国人鉄道技師のキンダーが雇用され、線路建設のほか、中国最初の蒸気機関車"Rocket of China" も作りあげた。また、唐胥鉄道建設でキンダーの下で経験を積んだ”・天祐”は、中国鉄道黎明期に指導的役割を果たし「中国の鉄道の父」と呼ばれている。
唐山站
1881年に開業し、実質的な中国最初の鉄道となった唐胥鉄道、唐山站はその時に開業し、中国鉄道で最古の駅の一つである。駅直下の石炭鉱脈の掘削が続き、地盤の沈下が認められたので、1994年11月に新ルートを建設して大部分の列車が新ルートに移され、現在の唐山站が開業した。かつての唐山站は唐山南站となり、近くには中国鉄路起点の碑がある。
明治42年測図 清国駐屯軍司令部 5万分1
唐山站 2016年撮影
唐山站 戦前絵葉書
中国鉄路起点碑 (google map より)
唐山南駅 (百度地図より)
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満州・中国経由
欧亜連絡
京釡・京義・安奉経由
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京奉鉄路