天津東站
天津東駅
唐山からの鉄道が1888年に天津まで延長され、天津站が開設された。地域の地名をとって、俗称「老龍頭車站」と呼ばれることもあった。1907年には北京―奉天を結ぶ大幹線に成長し、1912年には、津浦鉄道も開通して、北京と南京・上海、満州方面を結ぶ最重要な分岐駅となった。津浦鉄道が自社路線に天津西站を開設したので、当駅は天津東站と改称されたが、外国租界に近い天津東站は天津の駅で最も賑わっていた。津浦鉄道の列車も天津東站を列車の始発終着駅として利用していた。戦後、1949年に天津站に改称されている。
天津駅(戦前絵葉書)、2002年の様子
1925年時刻表、北京ー浦口間の列車も東站總站を経由している。